ナルコスの登場人物とゆかいな仲間たち

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エル・チャポ シーズン2 Ep5〜8 まとめ (あらすじ・ネタバレ)


El Chapo - Season 2 | Official Trailer [HD] | Netflix 

 

■シーズン2 エピソード5〜8

 

■「第5話」〜「第8話」

 

 

 

■あらすじ・ネタバレ(実話・実在・実録)

「第5話」
第4話の終盤で弟をチャポに殺されたチェンテ。先に手を出したのはチェンテの弟の方だった。チャポは従わないチェンテにこう告げる。感情ではなく頭で考えろ、家族も大事だが商売を優先しろと。シナロ、アルタタホテル。チェンテと会合を持ったチャポは自分の同盟に留まるよう説得する。実の弟を殺害され感情的になっていたチェンテだったが、怒りを抑え一応その場では諾するのだった。その足で、ラシエルの弁護士の元へ向かう。

一方、その頃チャポへ一撃を食らわせるために攻勢に出るカノ。また、チェンテの右腕JRは銃をトイレに隠すように女性に渡す。チャポの麻薬密売人を拉致するカノの手下。チャポは次の同盟相手にナサリオ・モレノを選んだ。ゴルフォカルテルと友好状態にあったナサリオ・モレノをである。ナザレ教会で説教中のモレノを襲撃し拉致する。モレノは宗教家でもあったのだ。カノの右腕エメ16がチャポの売人を拉致し、カノは密売人の腕をチェーンソーで切りつける。

モレノに対してチャポは最初言葉で説得しようとする。俺と組めばDEA(麻薬取締局)が守ってくれると。説得に応じないモレノに対して次第に脅迫、暴力、仲間の死をちらつかせ、チャポと神を信じるモレノとの太陽と北風のような対比が描かれる。子供たちを目の前で殺そうとするチャポに対し、ゴルフォとは協定を結んでいる私と答え自分の考えを曲げないモレノ。チェンテの右腕JRからトイレに銃を隠すように依頼された女性がラシエルのいる刑務所で清掃員として、トイレに入り、依頼通りトイレに銃を隠す。渡す。二人の表情を交互に見せながら緊張感が高まってゆく。その時、チャポに獄中で実の弟、ポヨが殺害されたという知らせが入る。チェンテからラシエルに届けられた銃が凶器だった。モレノを放置して飛び出すチャポ。芥子の花畑で佇むポヨの息子。泣き崩れるチャポとポヨの母親。ポヨの葬式。母から家族をもう失いたくないから足を洗ってと迫られる。

怒りをこらえてチェンテと会うチャポにチャポの周りの幹部は報復を訴える。「弟の死には弟の死だ。同等になったから連合について考えよう」とチェンテは言う。あんたは言ったじゃないか。感情的になるんじゃなくて頭で考えろと。自分が放った言葉がチャポ自身に向かって返ってきたのだ。しかし、チャポは復讐したい気持ちを抑えて、チェンテと握手し、チェンテを同盟に迎える。

チャポは、モレノに会いにミチョアカンに戻ると、モレノはチャポと組むことにする。チャポが感情に任せてチェンテを撃たなかったことを理由にだ。チャポと、モレノは握手する。

 

「第6話」

大統領不支持率70%という状態のメキシコに期待の新星が現れる。民主革命党のラブラドール候補だ。メキシコの問題は権力を持った麻薬組織である。それは制度的労働党と民主行動党だとラブラドール大統領候補は演説する。「両政党はコインの裏と表だ、腐敗は許さない!」民衆はこの大統領候補を熱狂的に支持する。劣勢の民主行動党のフェリペ・アラルコン大統領候補と密談するソル。清廉潔白に見えるラブラドール候補の秘密の顔を暴きましょう。見返りは警察長官で。握手する両者。資金援助の申し出が有ると選挙運動している教授がラブラドール大統領候補に伝えるが、大統領候補は断る。実業家のカルロス・アルマダからの援助は受けないと言うのだった。彼からの援助には不正の疑惑を呼ぶ恐れが有った。カルロス・アルマダの背後にはソルがいたのだ。援助を受けようとしない大統領候補に対し、別の策を練る。

カルロス・アルマダから独断で直接現金を受け取る教授の姿を隠しカメラが狙っていた。その映像がテレビで公開される。ラブラドール大統領候補の支持は世論調査ではまだ1位だが7ポイント下がってしまう。大統領候補は教授を出入り禁止にし、黒幕を突き止めろとスパイに連絡する。まんまとラブラドールのイメージダウンに成功したソルはカルロス・アルマダにキューバへ高飛びを命じた。更に写真加工で追い込むソル。ラブラドール候補はメキシコにとっての脅威だと宣伝させる。
2006年7月2日、結局、大統領の選挙戦はフェリペ・アラルコン候補のギリギリの勝利で終わった。ソルは警察長官になる。不正選挙の疑いを晴らしたいフェリペ・アラルコン新大統領は早速次の行動に出るのだった。麻薬組織を抑えた大統領と言う名声を得るために。
一方、チャポはクリアカンの隠れ家にいた。敵対するゴルフォ・カルテルのカノが、モレロが寝返ったため、歯向かうものを殺していると報告を受ける。チャポはカノ達がカレラスに来るから、元軍人等を増員して、迎え撃てと指示を出す。チャポはカノに従う一派を壊滅させて街を開放する。住民の歓迎を受けるチャポはパーティで17才の少女エルヴィータと出会うのだった。そして、チャポの裏工作も含め、大統領選に勝利したフェリペ・アラルコン新大統領から招集がかかる。 

 

 

「第7話」

麻薬組織を壊滅しドラッグを終焉させると国民に誓った新大統領は、ソルに軍を使った組織撲滅を命じる。ソルは麻薬王チャポと結託し、国境地帯のカルテルを平定しようとする。しかし、チェンテとカノが黙ってそれを許すわけも無かった。長いメキシコ麻薬戦争の始まりである。アメリカ、ホワイトハウスでアメリカ大統領(当時はブッシュ大統領)と会談する新大統領。麻薬組織が両国にとって深刻な問題だと確認し合う。武器を提供しましょうと言うアメリカ大統領。2006年12月1日。フェリペ大統領が誕生する。インタビューで新大統領はこう語る。「アメリカとは麻薬組織と戦う姿勢で一致した。既に具体的な検討を始めている。」特にハイテク機器の提供。アメリカ大統領に対し「ドラマ24のハイテク機器は全部欲しい」と迫ったとフェリペ大統領は笑うのだった。その陰でまた手を組むチャポとソル。ヌエド・ラレポ(カノの本拠地)の攻略が必要だと言うチャポ。軍隊には敵うまいと笑うソル。
チャポの地元カネラスでは2006年ミス・コンテストに前回(第5話)出会ったエルヴァが出場し優勝する。18歳になったら俺と結婚しろ、俺はお前の王になる。チャポはエルヴァにそう告げた。チャポの願いはシナロア・カルテルを世界一の組織にする事。その為には国境地帯の管理が必要だ。チェンテのフアレスが欲しい。それは商売と弟を殺されたことへの報復の両方だと、イスマエルに話すチャポ。最初、政府はカノのヌエド・ラレポだけを狙う予定だったが、チャポはソルを説得しフアレスも襲う事を認めさせる。チャポはソルに、フアレスも襲う。政府は金と組織の秩序が欲しいんだろ?国境地帯を掌握すれば皆が潤う、と力説したため、政府軍もカノのヌエド・ラレポとチェンテのフアレス両方を急襲することになった。軍がエル・ネメスの隠れ家と麻薬製造所を襲い、連邦警察が幹線道路と街の出入り口を検問する。フアレスには麻薬の輸送中に密輸者を捕らえて打撃を与える作戦だ。フアレスの地元警察はフアレスに付いている。邪魔するなら排除だ。ところが、密かにこの情報を得たカノがチェンテへ、チャポが裏切ったぞと電話し、カノとチェンテは共闘することになった。
大統領は軍隊に宣言する。「国民に我々の戦う姿勢を見せるのだ。麻薬組織掃討作戦の開始だ!」4260人以上の軍隊が出動し、警察関係からは1400人が参加する大作戦だった。2か月後、麻薬戦争はまだ続いていた。政府とチャポの思惑が外れたのだ。怒り狂うチャポ。大統領に向かってソルは言う。汚職のせいだ、軍にも敵に通じている者がいる。作戦を台無しにしたのは汚職だと。実際、カノやチェンテに協力する者は多かった。州知事もチェンテに買収されていた。州知事を襲い、無理やり自分の味方に付けたチャポに対しカノは報復を開始する。チャポの縄張りを焼き討ち、皆殺しにするカノ。麻薬戦争最初の市民の犠牲者が出た。目には目をとチャポもヌエド・ラレポを襲う。市民を巻き込んだ血みどろの抗争が始まった。

 

 

「第8話」

メキシコ麻薬戦争。チャポと敵対するチェンテ、カノ、アルトゥーロ連合との抗争に巻き込まれた三組の市民たち。それぞれの避けることのできぬ悲劇が同時に繰り広げられる。
一組目。ヌエボ・ラレドで娘マルタをチャポ達に拉致された母アベリナ。
州検察事務所に娘の捜索を願いに来たアベリナ夫婦は、娘マルタがクリアカンに連れ去られたと聞かされ、単身クリアカンにマルタ捜索に出発。クリアカン行きのバスの中で「行方不明」と書かれたシャツを着る乗客と出会い、バーで働かされているのではないかと言われる。クリアカンに着いたアベリナは、早速バーを回ってマルタを探すが手掛かりをつかめない。娘の写真を街中に貼って歩くアベリナに近づくのは、二人組の警官だった。この娘は見たことがある。この辺のボスが連れ歩いていた。解放して貰うには7万ペソ必要だと言うのだが…。7万ペソという大金など所持していないアベリナは、夫に連絡してなんとか金を工面する。娘マルタの引き渡し場所へ連れていかれたアベリナ。しかしそこにマルタの姿は無かった。
二組目。ヌエボ・ラレドでストリートサッカー中に、カノの手下たちに拉致された少年オマール。カノが指揮する戦闘集団ロス・エメスの隠れ家に連行され、閉じ込められてしまった。そこで知り合いのエメに会ったオマールは、殺されたくなかったら言われたとおりにやるのだとエメに忠告される。使えない奴は殺す。そう言ってカノの手下がオマールに命じたのは捕虜の殺害だった。俺たちが平和に暮らすためにはこいつを殺さなければならない。こいつを殺せないならお前を殺す。どっちかだ。そうチャポの手下に言われた少年だが、どうしても殺す事が出来なかった。一度目は許してもらった少年だが、二度目は無いぞと告げられる。
三組目。チェンテの麻薬畑で働くセナイダ夫婦。麻薬の液を採取中にチャポの部隊に襲撃されるセナイダ達労働者。チェンテの見張りは皆殺害され、これからはチャポの為に働くことを強制される。労働者達は、チェンテが支配していた時以上に過酷な労働を強いられてしまう。奴らが去るであろう収穫まで我慢しようと夫は言うが、妻は刑務所の方がましと答える。水を飲むことも許されず、疲れで倒れた仲間が見張りから暴行を受け、夫婦も巻き添えをくらう。もう耐えきれずに逃げる事を決意したセナイダ夫婦だが、合流した他の家族ともどもチャポの手下に見つかり銃撃される。泣き叫ぶ子供たち。情け容赦無く銃を撃つ手下。怒号と混乱の中、セナイダ達は逃げきれるのだろうか。

フェリペ大統領に被害者達が麻薬戦争の被害者だと会見の場で非難された。街の壁にはこう落書きされていた。「彼らはどこにいる?」

そんな中、チャポはエルヴァと結婚式を挙げていた。

 

 

 

■キャラクター紹介

 

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■名場面ハイライト(評価・解説・考察)

「第5話」

説得に応じないナサリオ・モレノに対し、脅迫、暴力、仲間の死を迫るチャポと神を信じるモレノとの対比。また、チェンテの超名言が飛び出す、「弟の死には弟の死だ。」、カルテルにしか成し得ない限界点突破のウルトラCの説得力。失った代償は大きかったが、チャポはチェンテを連合に戻し、モレノまでも獲得に成功した。尚、ソル連邦警察作戦局の局長。今回は男娼との絡みのみで登場。 

 

 

「第6話」

メキシコで大統領選挙が実施される。自分の出世の為、劣勢だった大統領候補側にまわるソルの暗躍が見せ場。

 

「第7話」

前回、フアレス・カルテルにチェンテを引き戻すため、弟を殺され表面上は我慢していたチャポだったが、大統領交代によるソルの要請を受けると、一石二鳥とばかりに、政府はカノのヌエド・ラレポのみならず、チェンテのフアレスを狙うチャポのしたたかさ。ここから、メキシコ麻薬戦争は本格化する。

 

 

「第8話」

第8話の見どころは、題名「その他の人々」とタイトルの通り、メキシコ麻薬戦争での一般市民の被害者たちによる、政府非難。