ナルコスの登場人物とゆかいな仲間たち

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エル・チャポ シーズン2 Ep1〜4 まとめ (あらすじ・ネタバレ)


El Chapo - Season 2 | Official Trailer [HD] | Netflix

 

■シーズン2 エピソード1〜4

 

■「第1話」〜「第4話」

 

 

 

■あらすじ・ネタバレ(実話・実在・実録)

「第1話」

2001年1月19日。脱獄したエル・チャポは待っていたポヨらに「ついに自由だ、これから盛り返すぞ」と宣言する。チャポの脱獄は洗濯物のカートに隠れての犯行だと伝えるマスコミ。敵対するラモンとベンジャミンのアベンダーニョ兄弟はその報道を驚きをもって見つめていた。チャポは直ちにエル・カノ、ラ・ファミリア・カルテルのナサリオ・モレノ、ゴルフォ・カルテルのラシエル、エル・カノ、フアレス・カルテルのチェンテら、他のカルテルのボスとの会合を開きこう語る。「俺達には共通の敵がいる。アベンダーニョだ。以前の様な連合(ミゲル・アンヘルのグアダラハラ・カルテルのようなという意味)を作って対抗するのだ。一人の下に皆集まってな。」「あんたの下にかい?」と聞かれ、そうだと答えるエルチャポ。各カルテルの代表達に利益と平和、政府との新たな協定を結ぶ事を約束する。
場面は変わって6年前に遡る。メキシコ、アルモロヤ刑務所。チャポは所得隠しをネタに刑務所所長を脅して監視の甘いハリスコ州、プエンテ・グランデ刑務所への移送許可を得る。面会に来ていた手下から看守の買収用の現金を受け取るチャポ。刑務所の所長や看守に対する脅迫、買収の始まりだ。そして、その目は洗濯物を運ぶカートに向いていた。その頃、部下がメキシコ州でチャポの20年の刑を減刑するよう政府関係者のコンラドを買収を試みるも失敗する。
敵対するアベンダーニョ兄弟はレストランで麻薬帝王ミゲル・アンヘルの片腕だったアマドを襲うも取り逃がすという事件が発生。辛うじて逃げてきたアマドに対し、コンラド・ソルは他のカルテルはもう大ボスだと思っていないと告げる。アマドはまた襲撃されたりしないように顔の整形手術を行うが、8時間に及ぶ手術ののち術後の合併症からか心筋梗塞で亡くなってしまう。アマドの死により、ソルはカルテルが独立を始めるだろうと大統領官邸で話し、ソルは密売組織を潰すのではなく、支配する事を提案し、アベンダーニョ兄弟と接触する。
チャポは、政府がアベンダーニョ兄弟と手を組んだ事を知り激高する。買収した看守から手に入れた携帯で部下のイスマエルに連絡する。アベンダーニョが力を持つ前に刑務所から脱獄するから、ソルより大物に手を回せと伝えた。一方、アベンダーニョ兄弟は無謀にも邪魔な公務員4人を殺害する騒ぎを起こす。この事件により、面目を潰されたソルはアベンダーニョ兄弟を排除する方向に動き出すのである。ロサンゼルスではチャポの組織の麻薬取引現場に、アメリカの警察が踏み込み麻薬を押収。アメリカはチャポの引き渡しを要求するがコンラドは難色を示した。

メキシコ政府でも歴史的瞬間が訪れる。制度的労働党は70年以上与党だったのに、選挙で敗れてしまい、野党に転落してしまい政権交代劇が起こる。アメリカへの引き渡しを恐れ、新政府と交渉したかったチャポだったが、新大統領は親米家なのでこのままでは引き渡しは免れない。そう判断したチャポは脱獄を決意するのだった。

 

 

「第2話」

ソルはアベンダーニョ兄弟との関わりを理由に新大統領から解任されてしまう。麻薬組織とやりあってきたソルの面目躍如だ、このまま手をこまねいているソルではない。前大統領から新大統領が奥さんに頭が上がらないのを知ると、早速アプローチを開始する。しかし、大統領夫人は贈り物だけ貰って約束を果たさなかった。

チャポの脱獄劇の真相が明かされる。第1話でマスコミが、チャポは洗濯のカートに隠れて脱走したと報道していたが実際は違ったのだ。まず、チャポはアメリカへの身柄引き渡しを恐れ、脱獄の為に刑務所関係者の買収を活発化する。あの手・この手で関係者の買収は完了し脱獄の準備は整った。決行日は2001年1月19日。洗濯物を入れたカートを運ぶ洗濯係員を監視カメラが追う。ところが、エルチャポは大胆にも連邦警察の制服を着こんでいた。チャポの脱獄がばれ、警察車両が殺到する刑務所。騒ぎが大きくなり緊迫感が増す刑務所内を虱潰しに探す捜査員達。いよいよチャポが隠れる部屋に入ってきたが捜査員は逮捕しない。なんとその捜査員も買収されていたのであった。慎重に、しかし堂々とチャポは警察車両に乗り込み脱獄を成功させる。証拠が残らないように監視カメラ担当の看守に一部を消去させて後始末も終了。第1話冒頭でチャポが警察の車両から降りてきた訳がここで明かされる。チャポの脱獄を知らされた新大統領は、麻薬取締局(DEA)に協力要請し、チャポ逮捕の専門チームを結成せよと命じる。

クリアカン軍事施設空挺特殊部隊。大統領からの任務で、連邦警察にも海軍にも知らせず、極秘作戦でのチャポ再逮捕であった。チャポの脱獄には不審な点が多く見られ、複数の政府関係者まで疑われていた。

その頃、チャポは自宅で脱獄成功パーティの真っ最中。「シナロア・カルテルを再興し宿敵アベンダーニョ兄弟を倒すのだ」と、チャポは叫ぶ。接触を持った政府高官の疑いをごまかす為、手下に自分一人で脱獄を手引きしたと自首させるのも忘れない。その手下とは、刑務所の洗濯係員チトだった。結局、洗濯物カートで脱獄した事にしてしまったのだ。アベンダーニョ兄弟は弟のラモンがチャポの暗躍に対し警戒し、見回りに出掛ける。

エルシエロ農場。チャポは、母とのひと時の会話、息子達(キノとモレノ)との再会を楽しみ、息子達はチャポの組織に入りたいと言い、キノについては教育係を考えて、モレノについては、まだ若く学校を卒業してからにしろと伝える。チャポはゴルフォ・カルテルのラシエルと電話で連合について話し、シーズン2第1話のシナロア・カルテル結成に話がつながる。ゴルフォ・カルテルのラシエル、ラ・ファミリア・カルテルのナサリオ・モレノ、チェンテらは連合に加入しなかった。アベンダーニョが消えれば、チェンテは加入すると言う。
ソルは麻薬取締局(DEA)で官邸に戻りたいと交渉するもうまくいかず、ポヨ(チャポの弟)の逮捕をきかっけに、ソルからチャポに接触し、取引を提案する。アべンダーニョを渡す事で、チャポ逮捕の捜査をやめさせる。ソル・チャポの2人は握手した。

 

 

「第3話」

大統領に任命された特殊部隊は、チャポの息子(キノ)の車に盗聴器を仕掛け、タマスラにいる事が判明する。チャポはイスマエルにコンラドとの取引を話し、アベンダー二ョのうち1人を引渡し、弟ラモンは殺すと言う。そのために、カリジョスに手伝ってもらいたいという。カリジョスはイスマエルの昔の部下で、忠義に厚い男だが、今はの用心棒である。イスマエルがカリジョスに電話をし、接触を試みが協力を断る。その時、タマスラのチャポの隠れ家を襲撃する特殊部隊が現れる。バギーに乗っての攻防戦が繰り広げられる。2台対1台での攻防を空中から俯瞰で捉える圧巻のシーン。チャポ達はまず追走する1台を川に転落させ、残りの1台からは身を隠す事で追撃を振り切る。地の利があった事で逃げ切れたのは僥倖であった。その後、盗聴器が仕掛けられていたと判断したチャポは家中を調べ、キノの車から盗聴器を発見し破壊する。

チャポとイスマエルがカリジョスの大事にしている妹カラセリを誘拐し、脅迫に屈した。やむを得なくチャポ達に協力する事になったカリジョスは、ラモンに嘘の報告、マサトランのカーニバルにイスマエルが用心棒をほとんど連れずに来ると、を入れる。ここから部隊はマサトランのカーニバル現場に移る。イスマエルの後を車2台で追うラモン達。大勢の人出に阻まれ、車を降りて追跡を続ける。陽気な音楽とダンスの中で繰り広げられる追跡劇だが、後方から忍び寄る魔の手にラモンは気付かなかった。そして、ボス!と呼ぶカリジョスの声に振り返るラモンは数発の弾丸を浴び殺害されてしまう。
弟の死を知り、敵討ちに燃えるベンハミンは逃走しようとするカリジョスの居場所を掴み、部下に粛正させる。チャポは付きまとっていた特殊部隊のリーダー マヌエルを脅迫し買収する。ベンハミンの居場所を掴むなら政府の3倍の給料を払うことを約束。部隊はチャポ側に寝返ってしまった。さらにマヌエルは、特殊部隊から部下をスカウトし、チャポ側の陣営に取り込み、ベンハミンの居場所を突き止めると、チャポに連絡を入れる。

チャポは、ベンハミンを引渡す条件として、ソルに追跡と引渡しをやめること確認した上で情報を提供する。ソルは、ラモンの死と、ベンハミンの居場所を大統領に告げ、連邦警察の作戦局の局長に抜擢される。局長に抜擢されると、ソルはベンハミン逮捕を指揮し、逮捕劇を演出する。晴れて自由になったチャポは、シナロア・カルテル結成を高らかに宣言し、会合に欠席したゴルフォ・カルテルのボス ラシエルは反逆したと見なし、次の標的となった。

 

 

「第4話」

チャポが服役中にシナロア・カルテルを切り盛りしていたアルトゥーロの有能な部下、ムニェカを通しラシエルと接触する。ゴルフォ・カルテル側に着くと、ロス・エメスのカノの右腕エメ16がラシエルの元へ案内した。チャポはラシエルに、シカゴへのルートを確立したいのでラシエルの倉庫を貸して欲しい、報酬は売上の7%と提案する。完全には信用していないラシエルは一応承諾するが、部下にチャポ代理のムニェカを見張らせる。ゴルフォ・カルテルの本拠地、ヌエボ・ラレドの倉庫でムニェカらは靴底に麻薬を隠してシカゴへ密輸する。売上の7%をラシエルに届けるムニェカ。しかし雰囲気は良好とは言えなかった。シカゴへの密輸業務の傍ら、ムニェカは昔馴染みのラシエルの部下達と再会し、旧交を温める。それはラシエルの動向を探るためだったのだ。ラシエルが参加するパーティの情報を首尾よくムニェカが得て、チャポは協力体制にあるソルに連絡する。ソルが主導する形で連邦警察がゴルフォ・カルテルの本拠地ヌエボ・ラレドに向かう。チャポ達は別動隊として、特殊部隊と二手に分かれてラシエルを追い詰める作戦だ。連邦警察の急襲でラシエルはあっけなく逮捕され、気を良くしたチャポはゴルフォ・カルテル全てを奪うために残党の追撃を命じた。ここで登場するのがゴルフォ・カルテルの武闘派集団、ロス・エメスのリーダー、カノである。
ドラマ後半の大部分を使ってチャポ達とロス・エメスの戦闘が展開されるのだが、ロス・エメスの戦闘力が凄まじい。なんと、装甲車まで持ち出してチャポ達に反撃を加えるのだ。リーダーのカノの的確で大胆な指揮とそれに応えるロス・エメスの戦闘員達。勝負はカノの圧勝で終わった。チャポは一敗地に塗れたのだ。撤退し再起を図るチャポ。ゴルフォ・カルテルは潰せたものの、ヌエボ・ラレドを手に入れるために、次なる敵はカノ率いるロス・エメスとなった。しかし、ロス・エメスの戦力が余りにも強く、このままでは戦争に勝てないと判断したチャポは戦略を変える。チャポは、ゴルフォ・カルテルが唯一友好状態にあったラ・ファミリア・カルテルのボス、ナサリオ・モレロを同盟に引き込む計画を立てるが、チェンテの弟は最初からゴルフォ・カルテルとの対立がよく思っていなかったので、部屋から出て行ってしまう。チェンテはチャポや他の幹部に笑い者にされる。

バーでラシエルの弟がハグアル(チャポの特殊部隊員。マヌエルの部下)を腹いせに粛正すると、その刀でチェンテの弟は妻とともにマヌエルに殺される。マヌエルから殺しの依頼が終わった報告がチャポに入ると、横にいたイスマエルは面白くなってきたぞと嘯く。

 

■キャラクター紹介

 

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■名場面ハイライト(評価・解説・考察)

「第1話」

新シーズンに相応しく、脱獄後のチャポはシナロア・カルテル(チャポは連合と言っている)結成を目指し、各カルテルのボスを一同に会する。また、前世代のボスであるアマドの死が描かれ、ボスが次世代へと引き継がれる。政府側もメキシコの歴史に残る政権交代による大統領交代劇があり、派手な新章開幕となる。

 

 

「第2話」

第2話の見所のひとつはチャポの脱獄シーンである。刑務所管轄の警察幹部も巻き込んでの脱獄劇であった。取引と裏切り、買収と工作。疑心暗鬼の闇に包まれる。また、第1シーズンでは順風満帆であったソルは、大統領交代により解雇されてしまい、反対に脱獄したチャポはシナロア・カルテルを結成し上昇し始めているため、窮地のソルの方から取引を持ち掛ける。シーズン1との対比が見事に描かれる。

 

 

「第3話」

チャポが辛酸をなめさせられた宿敵アベンダーニョ兄弟をついに葬り去る名エピソードだ。ソルは解雇から作戦局の局長に、チャポはシナロア・カルテル結成、お互いの利益の一致をみたチャポとソルの完全勝利であった。また、ソルが実は(うすうす気づいている人も多かったかもしれないが)男色だった事が発覚する。

 

「第4話」

ロス・エメスとチャポ、政府軍、連邦警察の連合軍との戦いが最大の見どころである。アベンダーニョ兄弟を倒し他のカルテルとの連合を図るチャポだが、参加しなかったゴルフォカルテルのボス、ラシエルに対して怒りを向け、政府の要職に返り咲いたソルと共にラシエルの逮捕に成功するが、ゴルフォカルテルの戦闘集団、ロス・エメスの反撃を受ける。ロス・エメスの戦闘力の高さが証明される。カノはラシエルを隠れ蓑にしていたものの、その実力はラシエル以上だったのだ。