ナルコスの登場人物とゆかいな仲間たち

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エル・チャポ シーズン1 Ep6〜9 まとめ (あらすじ・ネタバレ)

 
El Chapo | Temporada 1 | Netflix

 

■シーズン1 エピソード6〜9

 

■「第6話」〜「第9話」

 

 

 

■あらすじ・ネタバレ(実話・実在・実録)

「第6話」

メキシコとグアテマラの国境チアパスまで来たチャポ達は厳重な警備の中、車で進んでいく。身分証提示とトランクをチェックされるが、偽造パスポートと髭を剃り落としたおかげで無事国境を抜けた。グアテマラについたチャポは、現地の密売組織のボス、エレリアスを訪ねる。手を組みたいと提案するが、エレリアスの組織の一員になれと言われる。チャポは隣国に荷物(コカイン)があり、手を組めば大金が入ると持ち掛ける。エレリアスは荷物をこっちへ運べたら考えると言った。なんとしても荷物を運ばなくてはいけなくなったチャポは、アマドが待ち伏せしてくると思いながらもやるしかないと決心した。

グアテマラ警察はチャポが立ち寄ったバーで聞き込みを始めた。ソルはブランコ将軍の証拠の事件ファイルのコピーを記者に渡す。その後、自宅の書斎にも書類を隠した。記者は上司に事件ファイルを見せると、大スクープで掲載しようと言われる。記者は記事にするために、過去の関係者の証言を取りにいく。夜にチャポは部下と共にエルサルバドルに荷物を取りに向かった。それを知ったアマドは、チャポが国境に現れたら殺せと部下に命令した。グアテマラとエルサルバドルの国境に到着したチャポ達は検問を抜け、無事にエルサルバドルへ入国した。記者のほうは何人もの過去の関係者に会うも取材出来ずにいたが、やっと一人証言してくれる女性を見つける。その女性は18歳だった当時、話せば家族を殺すと脅されたのにもかかわらず、勇気をもって訴えたが、ブランコ将軍は逮捕されなかった。一方、エルサルバドルのチャポは、荷物が置いてある場所へすぐにはいかず、監視されていると予想してその情報を探っていた。現地の人間を使い怪しまれずに張り込みの人数を探った。そこで見張っていたのはアメリカのDEAだった。それを聞いたチャポはそれでも荷物を取りに行くと決める。その時突然何者かに銃撃される。

その後、滞在先のホテルへ戻ると、エルサルバドル警察が捜索していた。それを見て逃げるチャポ達。記者は、例の記事が明日に掲載されると上司に言われるが、ソルから呼び出される。ソルは記事が掲載されれば自分が疑われる事を心配して国外へ逃げると言う。荷物の回収に失敗したチャポは車を調達して何としてもグアテマラに戻ると決める。戻ったチャポは、ホテルでエレリアスと会う約束だったが、荷物を持ち帰らなかったから懸賞金をいただくと、回りをグアテマラ軍に囲まれてしまう。しかし、150万ドルを渡すと約束し、解放してもらうはずが、現金を渡した後に裏切られて拘束されてしまう。ソルはブランコ将軍のスキャンダルを大統領へ報告する。まだ差し止められると進言し、大統領は直接電話で記事を差し止めさせた。DEAはチャポの麻薬を押収し、軍ではチャポの移送が開始された。

 

 

「第7話」

グアテマラ国境を越え、メキシコ、チアパス州タパチュラへと向かう車の荷台に、チャポは縄で拘束され乗せられていた。チャポはグアテマラ政府の協力により捉えられ、メキシコに引き渡されることとなったのだ。その頃、なぜ将軍のスキャンダル記事をボツにしたのか、記者は編集長に詰め寄っていた。編集長は、権力者に記事が渡ったため上の命令でボツにせざるを得なかったことを記者に話す。その時記者は、記事のことをソルに話したことを思い出し、ボツになったのは自業自得だと知る。一方、ソルは、大統領から直々に、ブランコ将軍の代わりに麻薬王チャポをとらえたことを大々的に発表するよう命じられていた。そして、ブランコ将軍のデスクに座り、満足げに笑みをこぼす。

アルモロヤ刑務所に移送される軍用機の中で、チャポはブランコ将軍と交渉しようと試みる。チャポはポソ検事補に大金を払って麻薬を守ってもらっていて、その検事補は大統領の兄弟の親友だと告げる。それを聞いたブランコ将軍は、即座に大統領に電話でそのことを伝えると、大統領はチャポに口を開かせるなと命じる。アルモロヤ刑務所長は、刑務所内での記者会見を認めない考えだった。しかし、ソルは大統領命令だからと記者会見を強行しようとする。ここでの記者会見をソルに任されていることを知らないブランコ将軍は、電話でそのことを知り、ソルに怒りのまなざしを向ける。ソルは、チャポに検事補の一件を取引に持ち込もうとしていた。やり手のソルに親近感のようなものを覚えたチャポは、取引よりも組んだほうが得だとソルを説得する。大統領の政敵をつぶせる情報をチャポが持っていることを知ったコンラドは、一般の刑務所に移すくらいしかできないというと、チャポはそれで十分だとして交渉は成立した。

大統領がブランコ将軍を呼びつけて、性的暴行のスキャンダルについて言及すると、なんとかするというブランコ将軍の言葉を聞かずに、大統領は解任を言い渡した。しかし、チャポとの関わりについて黙っていることを条件に、今までと報酬を変えず遠くの大使館へと左遷させた。記者会見が始まると大勢のマスコミが集まっていて、次々と質問がチャポに投げかけられた。妻や子供もその中継を当然見ていた。同じころ、ブランコ将軍のスキャンダルを記事にした記者の家で、将軍は帰宅した記者へ銃口を向けていた。会見が終わり、刑務官に刑務所の厳しい規則を教え込まれるが、チャポは素直に従った。そして、房に入れられたチャポは、その中を観察するようにまじまじと見つめるのだった。

 

 

「第8話」

ブランコ将軍は解雇された腹いせにのスキャンダルを記事にした記者の家に行き、記事の原本を渡すように迫るが、記者が持っているのはコピーだとわかると、将軍は記者を粛正する。性的暴行の疑惑をかけられ情報の出処の捜索に血眼になるブランコ将軍は、裏工作をしている政府役人ソルの家屋に夜な夜な侵入してその原本を探す。しかし、当人に発見されてしまい、銃を突き付けられたまま人気のない田舎道へ車を運転させられ、ソルに粛正されてしまう。
一方、グアテマラで逮捕され、殺人及び麻薬密輸の罪で第一連邦矯正センターに収監されていたチャポの厳しい刑務所生活が始まり、監房での眠れない日々が続く。そんな中、チャポは面会に来た仲間からある看守の娘の病状が良くないとの情報を入手し、早速その看守に娘の話を持ち掛け買収を試みるが反感を買い、暴行を受けてしまう。周りの囚人からも所内の情報収集をしようと試みたチャポは、隣室の古株の囚人、通称「教授」からも看守や医師、料理人など買収できる人間がいないか聞き出すが、刑務所の運営者とは別に「女先生」が実権を握っていて関わらない方がよいと釘を刺される。また彼が政府に抗議運動を起こしただけで麻薬密売人以上にかなりの長い間不当に拘留されていることや、不眠を訴えていたが「女先生」に薬を没収されたという話を聞き、看守からの暴行で負った傷を機に医師から処方を受けた睡眠薬を、食事中看守の目を盗み情報の謝礼として彼に渡す。ところが、翌朝教授は薬で起きられなくなってしまい、その結果看守に薬の流用がばれ、教授は懲罰房へ連れていかれ拷問を受ける。薬の出処を吐かなかった教授の勇気に感銘を受けたチャポらは朝食を抜きたいと申し出、自ら規則違反となり、裸にされ冷水を浴びさせられるなどの拷問に遭う。
そんな中、今まで難癖をつけられ親族との面会の邪魔をされてきたチャポだったが、とうとう母親との面会を果たすことに。母親は息子の酷い有様に涙を流しながらすがった。
それでもチャポは徐々に看守を買収していき、囚人たちにはチャポ経由で睡眠薬が配られ、チャポ自身にはいつもの朝食にパンが余分に2つついた。懲罰房から戻された教授は余程ひどい拷問を受けたのか咳込みすっかり弱ってしまっていたが、声掛けに反応がなく、自殺を図ろうとしているのを他の囚人が気づき、看守を呼ぶが、医師のもとへ連れて行って欲しいとのチャポの希望はかなわず、懲罰房へ連れていかれてしまう。看守のひどい仕打ちを目にしたチャポもまた看守に対し、病気の娘を助けたのに恩を仇で返されたと感じて激高し、懲罰房に入れられてしまう。

 

 

「第9話」

懲罰房で疲弊していくチャポのもとに、妻から一通の手紙が届いた。しかし、その内容は他に男ができたという別れの手紙であった。ようやく懲罰を終え、女副所長から懲罰房を出たいか問われたが、反抗的な態度を見抜かれ、さらに1カ月延長されてしまう。豚の餌のような食事を出され、布団もトイレもろくにない懲罰房で、サイレンに耳を塞ぎながら、孤独に耐えながら過ごすチャポ。ふと思いつき、腹痛を訴え、医師との接触を試みた。そこで医師を買収しようとしたが、うまくいかず、さらに2カ月懲罰が延びてしまう。
チャポは冷たいコンクリートの床に横たわりながら子供の頃、マリファナ栽培をしていた頃のことを思い出す。芥子の扱いが丁寧で収穫高もよく、彼は父親以上にその信頼を得ていた。対して彼の父親は畑仕事を教えたのは自分だと主張し、いつもチャポからお金を巻き上げては、夜な夜な女の店にしけこんで飲んだくれていた。チャポは仕事で使えなくなったシャベルを買い替えると、芥子畑の方へ見慣れない高級車が入っていくのを目にした。思わず見とれてしまい、彼らを追う。そこで車を洗浄してワックスがけをしたいと申し出るが、運転席に座った際、魔が差して運転してしまう。捕まったチャポはペドロの前に差し出されるが、自分は盗んだのではなく乗りたかっただけだと主張し、「ペドロのもとで働きたい。どうすればあなたのもとで働かせてもらえるか。」と乞うと、彼は最近金をくすねる者がいるからそいつを殺したら認めてやると言った。そしてチャポはその夜渡された銃を使って殺害した。明けて祝賀会が行なわれ、チャポはペドロから直々に組織へ受け入れるからクリアカンへ明日来いと言われる。そこでチャポは金があれば力を持てる、力があれば皆が寄って来るということを学んだのだった。翌朝身支度を整えて家を出ようとすると、彼の組織入りを知った父親にお前は麻薬密売人の犬にしかなれないと反対された。チャポは父親を倒しその胸ぐらを掴んで誓った。必ず力を手に入れてボスになると。
4カ月の懲罰を終えたチャポは髪が伸び切り顔中髭を蓄え別人のようになっていた。改心したようにおとなしくなったチャポは、仕事をしたいと看守に申し出、トイレ掃除など仕事を任されるようになる。しかし、懲罰房での彼の過去への回想がより彼の脱獄への決心を強固としたのは間違いなかった。彼は改心したふりをして、グエロに電話で依頼し、面会の監視官を脅迫し、監視を免れ、面会に来た仲間に食料配達用トラックを二重底にして脱獄すると告げる。ところが、決意もむなしく女副所長にバレてしまい、再びチャポは懲罰房へ戻されるのであった。

 

 

■キャラクター紹介

 

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■名場面ハイライト(評価・解説・考察)

「第6話」

チャポの逮捕劇に伴う、エレリアスの裏切り行為。また、ソルによりブランコ将軍失脚作戦が功を成すが、カルテル・政府側の両者とも少々辟易してしまうぐらいの腹黒さのオンパレードを俯瞰した目で観れるのが大変面白い。

 

 

「第7話」

ブランコ将軍に代わり、ソルがチャポの逮捕を指揮し、ブランコ将軍をいよいよ政界から屠る巧みさ。そして、チャポが囚われの身となり、醜態を全国にさらされてしまう。しかしながら、物語が一気に動く傍らで、チャポはそれで終わらず、腐らずににソルと静かに交渉を始めるしたたかさに注目したい。

 

 

「第8話」

ブランコ将軍は解雇された腹いせ記者を粛正し、それを見越していたかのようにソルがブランコ将軍を粛正する一連のなめらかさ。一方、一見地味なチャポの獄中記が描かれ、脱獄王が脱獄を果たす下積みが一部始終観れる見所十分なエピソード。

 

 

「第9話」

懲罰房で疲弊し、壊れそうなチャポは少年時代を思い出し、回想シーンになる。ここでのチャポは貧しい農村育ちで無垢な少年であったが、ゴッドファーザーのマイケル・コルレオーネの如く、「向こう側の世界」に飛び込んでしまう様が丁寧に描かれる、最大の見せ場だ。また、同時に酒・薬・女も経験し、ボスを目指すようになる。その時の事を思い出し、懲罰房で拘束具に包まれながらも、自分自身のアイデンティティーを取り戻し、自由を手にするため、チャポは再び立ち上がる。