ナルコスの登場人物とゆかいな仲間たち

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エル・チャポ シーズン1 Ep1 〜5 まとめ (あらすじ・ネタバレ)


El Chapo | Temporada 1 | Netflix 

 

■シーズン1 エピソード1〜5

 

 ■「第1話」〜「第5話」

 

 

 

■あらすじ・ネタバレ(実話・実在・実録)

「第1話」

1985年、ホアキン・グスマン、通称「エル・チャポ」は、ゴッド・ファーザーの異名を持つメキシコの麻薬王ミゲル・アンヘル・フェリクス・ガジャルドの所で働いている(1985年メキシコの麻薬密輸はグアダラハラ・カルテルが支配していた)が、重要な職を任されるのでもなく、運転手などの下っ端仕事を命ぜられていた。しかし、野心家のチャポは、麻薬の密輸経路を確保するために、メキシコとアメリカ国境の真下にトンネルの掘削を進めていた。チャポは、大ボスのミゲルにトンネルを使いコカインをアメリカまで密輸する事を打診するが、コロンビア担当はアマドだと言われ、取り合ってはもらえない。

そんな中、チャポは、コロンビア最大の麻薬密売組織の創設者で世界に名を馳せていたパブロ・エスコバルと直接取引をして、コカイン1トンを国境を越え米国まで届ける事を約束する。期限は48時間以内。失敗すれば命はない。麻薬密売組織を率いるヘクター・パルマ、通称グエロと組んだチャポは、麻薬の移動を開始する。この時、チャポの弟ポヨから連絡が入り、父親の危篤を知らされる。同時に、チャポに出し抜かれた事が気に入らないアマドの策略により賄賂で抑えていたはずの警察が麻薬を没収してしまう。

チャポたちは、警察長官宅へ押し入り脅迫して荷物を取り返し、アマドへ暴行を加えた警察長官を届ける。米国の国境付近に近づいた所で、今度はメキシコの麻薬取締局に追跡される。それは、暴行を受けた警察長官の差し金だったが、チャポは麻薬取締局に1千5百万ドルの賄賂を約束して窮地を脱する。用意していたトンネルからトロッコで麻薬を運びだし、期限以内に無事コカインをパブロの倉庫へ届ける事に成功する。
父親の危篤に駆けつけられなかったチャポは、その足で実家へ戻るが、時すでに遅く父親は他界していた。トンネルの場所を秘密にするために、エンジニア以外関わった全ての労働者を殺害したチャポをパブロが労をねぎらう。これが、後に帝国を築くエル・チャポの始まりとなる。

 

 

「第2話」

コカイン密輸という危険な仕事を通して有能さを証明し、パブロ・エスコバルの信頼を勝ち取ったチャポ。それから3年後、1988年。メキシコでは6年に及ぶ汚職の末に大統領が交代し、制度的労働党の主席秘書のコンラド・ソルが見守る中、新大統領の就任式が行われていた。
一方、チャポはティファナのボス、アベンダーニョ兄弟にコカイン密輸を持ち掛けるが、コカインを扱うときはアマドと手を組むと言われ、断られてしまう。それでも諦めないチャポは、秘密裏に食品運送を偽装したトラックで密輸に踏み切り、かろうじて成功させる。危険な橋を渡って大金を稼ごうとするチャポに、第1夫人アレハンドラは不安を覚える。チャポは高級車と1500万ドルの大金を手土産に、麻薬組織の大ボス ミゲル・アンヘルを訪ねる。望みはボスに任命されることだったが、ミゲルはまだ早いとはねのける。チャポは受け取ってもらえなかった高級車を飛ばして、第2夫人グラシエラの家へ。いらだちを押さえぬまま彼女を押し倒すのだった。
新大統領の元では、国家安全保障担当補佐官であるブランコ将軍がソルを部下に迎えた。新大統領はDEA(アメリカ麻薬取締局)協力の下、麻薬組織に対して新たな行動を取り始める。ブランコ将軍とソルは早速、ミゲルやアマドを逮捕する。ブランコはミゲルと取引し、彼の縄張り分割を許可した。そして、各地組織のボスが集まり、再編会議が催される。チワワ州はラファエル・アギラール、シナロア州はイスマエル、ティファナ州はアベンダーニョ兄弟等に決まり、その場に呼ばれたチャポは、テカテ市のボスに任命されることになった。
晴れてボスとなったチャポはラヨやグエロら仲間とともに祝杯をあげた。そこへ、アベンダーニョ兄弟から電話がかかってくる。イスマエルと一緒に飲もうという誘いの電話だった。チャポは代理として仲間のラヨを差し向けることにした。そして自らは、ミゲルの所有していた薬物製造所を傘下に入れ、さらにミゲルの弁護士宅を襲撃して、役人のわいろの証拠を奪い取り、着々と足場を固めていく。だが襲撃事件はブランコとソルの耳にも入り、チャポの名を知られることになる。
ティファナでは、ラヨがチャポからの贈り物を持ってアベンダーニョ兄弟を訪ねていた。ところが、ひと悶着を起こしたラヨをアベンダーニョ兄弟は射殺。チャポは激怒する。

 

 

「第3話」

ラヨを無残にも殺された恨みを晴らすべく、チャポらはティフアナに赴き、アベンダーニョ兄弟を待ち伏せする。尾行に気づいたアベンダーニョ兄弟は、追っ手を撒こうとするが、チャポたちに囲まれ銃撃される。アベンダーニョ兄弟の車は防弾仕様だったため、命までは奪うことができなかったものの、チャポはそれでいったん引くことにした。その後、アベンダーニョ兄弟と親しくしているイスマエルを頼ろうとするが、和解交渉以外で手を貸す気はないと断られる。

一方、アベンダーニョ兄弟のほうはチャポとの抗争に備えだした。チャポとグエロは家族を巻き添えにしないよう、しばらくグアダラハラの隠れ家に身を置くことに。コンラドと共にブランコ将軍の元へついていったチャポは、最近のリバス弁護士の殺害、ティフアナでの銃撃について警告を受け、次に問題を起こせば逮捕だと告げられる。ティフアナのアベンダーニョの倉庫では大量のコカインの密輸の準備が進んでいた。チャポがそこを襲う計画をグエロとたてている時、突然外の車が爆発して部屋の窓が吹き飛んだ。しかし、無事だった二人はアベンダーニョの倉庫を計画通り襲った。大統領を訪ねたアメリカ側はカルテル間の抗争を懸念していて、内部のものに制御させるのが良いと提案してきた。その役にはアマドが適任と考えていて、従わない場合、ブランコ将軍の秘密を暴くと脅す。その後、アマドは農場にアベンダーニョ兄弟とチャポ、グエロを呼び出し和解させようとした。アメリカが麻薬カルテルに関わってきたことで、従わなければ全員つぶされることになると知らさせる。そこで、チャポはしぶしぶアベンダーニョ兄弟と和解する。

そんな中、グエロの妻と二人の幼い子供が、アベンダーニョ兄弟の手下のラファエルに殺害されてしまう。コロンビアの件で力をつけたチャポたちを気に入らなかったアベンダーニョ兄弟は、グエロをつぶせばチャポは何もできないと考えたからだ。チャポに手を貸すつもりがなかったイスマエルは、そのことを知りチャポ側についた。そして、アベンダーニョ兄弟の襲撃の手助けをしてくれた。しかし、襲撃で失敗し兄弟には逃げられてしまう。無関係の末、弟のロビートをとらえたが、イスマエルの助言に従い解放した。グエロは皆殺しを望んでいたが、チャポは家族の殺し合いが続くだけだ、イスマエルが正しいとグエロを諭す。チャポの襲撃で一般人が巻き添えとなり、平和的な解決を望んでいたブランコ将軍はアマドに怒りをぶつけると、アマドはチャポを殺すとブランコ将軍に伝えた。

 

 

「第4話」

グアダラハラのアマドの農場で今後の話をするアマドとチャポ。アマドはチャポの行動のせいで政府からかなりの圧力を受けていることを伝え、商売を休んでしばらくの間、おとなしくしているよう言い渡す。チャポは素直にその提案を受け入れるが、元々チャポはアマドを信用しておらず、グエロにいずれアベンダーニョ兄弟に倍返しをすると誓う。一方、アベンダーニョ兄弟の弟ラモンは、チャポの居場所を探すために殺し屋グループを雇い、第一・第二夫人の家にまで来ていた。しかし、どちらにもチャポはおらず、彼の高級車を目印に探すことにした。アマドはアベンダーニョ兄弟の兄ベンハミンに、チャポは頭を冷やすから殺すなと伝えるが、ラモンのほうはもう手遅れだと言い放つ。

チャポ探しは難航していたが、そこへ州警察の幹部チノがアベンダーニョ兄弟の自宅へやって来た。チノはチャポとも通じており、検事補に会わせるなど手を貸している。そして、チャポの正確な居場所を知っているからその情報を500万で売ると兄弟に話す。チャポのためにプエルトバジャルタへのチケットをチノが購入したので、情報が正確だと兄弟に信じさせた。チノがなぜチャポの情報を売るのかとラモンに聞かれると、政府が内部抗争に神経をとがらせている、狂犬が死ねば狂犬病は広がらない、と笑顔を見せるのだった。

情報通りチャポが空港にいるところを見つけると、ラモンとその部下たち十数人が一斉に銃を乱射し始めた。チャポは突然の襲撃に驚きつつもそれを迎え撃ち、なんとか空港を抜けて滑走路まで逃げることに成功した。と同時に、麻薬密売人を悪としそれを政府が増長させていると唱えるポサダス・オカンポ枢機卿が殺害された。政府は、アマドに指示をし、アベンダーニョ兄弟を利用して枢機卿とチャポを同時に殺害する計画を企てていたのだ。しかし、枢機卿が巻き込まれたように殺害するはずが、目撃者がいたことでそうとはならず、政府は新たに犯人を仕立て上げなければならなくなった。

危機感を感じたチャポはアマドに停戦協定を結びたいと申し出るが、アマドが何気なく発した言葉から、アマドが黒幕だと気づく。チャポはエルサルバドルへ向かうことにし、事がおさまるまでそこに身を置くつもりでいた。そして、チャポが指名手配され、500万の懸賞金もかけられることとなった。

 

 

「第5話」

依然としてチャポの捜索が続いているなか、チャポは逃走資金を確保するために現金を隠してある場所へ行くが、期待していた札束は腐ってしまってほとんど使い物にならなくなっていた。現金を掘り出す手伝いをした部下に大金を払うチャポに、部下の一人がなぜ払うのか聞くと、自分には高額の懸賞金がかけられているから裏切らないように払うのだと言う。使えそうな現金を持ちホテルへ入るチャポは、テレビでは自分に懸賞金がかかっている放送が流れているなか、緊張しながら部屋へ行く。

一方、アベンダーニョ兄弟とその家族はアメリカ・ロサンゼルスに身を隠していた。イスマエルは、アマドへの復讐は事態が収束してからと話すと、チャポは気にしなくてもどうせ捕まる、とベンハミンが言う。その時、ホテルのテレビでは、チャポの隠れ家に大勢の警官が押しかけて捜索をしている場面を映し出していた。そして、ブランコ将軍はチャポへの包囲は順調で数時間で逮捕できると会見を開いていた。チャポは自慢の髭をそり落とし国外へ出るための偽造パスポートを用意しようとする。ソルは図書館で古い新聞からブランコ将軍の過去の秘密を見つけていた。ブランコ中佐の護衛がレイプ容疑で捕まり、裁判前に殺害されたというものだ。さらに真相を知る為に、ソルは当時の記者に会いに行く。ソルはブランコ将軍が失脚することを望み、記者に犯人は誰か聞いた。記者は誰でも分かる話だ、実際にレイプしたのはブランコ将軍だと答えた。ブランコ将軍は当時から権力に守られてて記事が書けなかったのだ。ソルは資料を渡せばどうすると聞くと、記者はブランコ将軍を潰すと答える。

その頃、チノの連絡を受けたグエロは監視されているなか、ごみ袋に大量の現金を詰めてごみ収集車に回収させ、チャポに現金を送る事に成功していた。ソルはかつての同僚に会い、将軍の過去の事件の資料がある保管庫へ入れるように買収する。その夜に資料保管庫で苦労の末に将軍を追い詰めるための証拠を見つけることが出来た。その後、チャポは完成した偽造パスポートを手にホテルを出るとすぐに警察に捕まってしまうが、警官の上司と交渉の末、大金を払い釈放されて警官の先導で無事に街の外まで出ることが出来た。しかし、エルサルバドルでチャポの到着を準備している時に作業員のアマドへの密告により、メキシコ大統領へグアテマラへ行くとばれてしまい、グアテマラ大統領にチャポの逮捕を依頼されてしまうこととなった。

 

 

 

■キャラクター紹介

 

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■名場面ハイライト(評価・解説・考察)

「第1話」

ナルコスト待望のシリーズ、エル・チャポの記念すべき第1話は、ナルコスのおなじみのキャラクター(アマド、パブロ・エスコバル。)が出てくるので、アガらずにはいられないナルコスバース状態。チャポはパブロに直談判し、メキシコ・アメリカ間の麻薬のスピード輸送を実現したのを機に、徐々に地位を確立していき、シナロア・カルテルのボスにまで上りつめる、ナルコスの地続きの1985年からストーリーが始まる(ミゲル・アンヘルの組織に潜入していたアメリカの覆面捜査官が拉致、拷問の末に殺害された)、成り上がり物語の開幕だ。

 

 

「第2話」

新大統領の就任により、ミゲル・アンヘル・フェリクス・ガジャルドが逮捕され、グアダラハラ・カルテルが解体されるという大事件が起こる。ナルコスシーズン4でもメキシコ編が始まるので、このあたりが詳しく描かれると思うが、チャポも晴れて組織のボスとなる事が出来るが、ここから各組織の統率が取れなくなり、メキシコ麻薬戦争はここから始まっていると言っても過言ではないほどの歴史的瞬間だ。

 

 

「第3話」

チャポとグエロの結束が高まり、そして、後にシナロア・カルテルの最高幹部になるイスマエルがチャポ側につくことで、敵対するアベンダーニョ兄弟との決戦に備え、組織力が格段に上昇する。

 

 

「第4話」

元々チャポと仲違いしていたアマドが黒幕となり、州警察幹部チノが翻弄し、アベンダーニョ兄弟をも利用した、ポサダス・オカンポ枢機卿殺害、チャポの指名手配。アマドの見事な暗躍が見所。

 

 

「第5話」

チャポの逮捕劇で、警官と交渉、買収し、町を出る事に成功するも、グアテマラ大統領へチクられてしまうという裏のつながりの深さが伺える。また、ソルのブランコ将軍失脚作戦を開始した事で、ブランコ将軍の黒歴史が露呈し始める。