ナルコスの登場人物とゆかいな仲間たち

ナルコスが面白過ぎて、見終わってしまってこれからどうしようかと悩んでいませんか?そんな時、時系列に関係なく、横断的に、境界を超越するカッコイイ悪のカリスマやダークヒーローの世界観に浸り続けたい人のためのブログはこちらです

ナルコス シーズン3 Ep7〜9 まとめ (あらすじ・ネタバレ)


Narcos - Season 3 | official trailer (2017)

 

■シーズン3 エピソード7〜9

 

■Ep7「出口なし」

  Ep8「共存」

  Ep9「大統領の買収」
※このドラマのタイトル「ナルコス」は麻薬密売人を意味する

 

 

 

■あらすじ・ネタバレ(実話・実在・実録)

Ep7「出口なし」

パッチョは教会を襲撃し、サラサール家を差し出せ、それまでバジェ北部に平和はないと警告する。ホルヘは新人DEA捜査官クリス、ダニエルとミゲル逮捕の打合せ。ミゲルはパッチョ・チェペとバジェ北部と戦争し、コカイン出荷の港を奪還する計画をしている。ペーニャと大使は大臣へミゲル逮捕作戦計画を承認してもらうのと、カリカルテルに買収されていない将軍の部隊に協力してもらうように取計らってもらう。 ホルヘは、ミゲルの隠れ家入口に待機する部下のエンリケに、自分が戻るまで監視を頼む。ミゲルの家の中へ入ると、ホルヘを信頼しているミゲルから、拘置所にいるヒルベルトの盗聴を内密に頼まれる。ホルヘは、エンリケに任せてある建物入口の警備に戻らなければいけないとミゲルに伝えるが、ミゲルにそんな仕事は責任者の仕事ではないからダメだと言われ、夕飯に誘われる。ホルヘは断れず、建物入口の警備に戻れなくなってしまう。DEA車両が突入する時間が近づく。キッチンに行くと、無線機が置いてあり、ホルヘは隙をみて無線のスイッチを切ってしまう(これでエンリケからDEA車両突入の連絡があってもわからない)。エンリケから車両突入の連絡が入るものの、部屋には連絡が届かない。ヘリと3台の車両が突入し、ミゲルは焦り部屋の中に隠れる。ペーニャとクリス班は屋上から、ダニエル班は建物入り口から上下階から挟み込む。ミゲル逮捕の家宅捜査が始まると、地元の買収された警察が妨害工作に入る。寝ているダビドにも連絡が入り、現場へ向かう。夜中の家宅捜査は、朝まで続いている。クリスはカリカルテルの全取引の帳簿を発見。ミゲルの部屋、階下の部屋を調べると、ミゲルの部屋だけシャワールームの扉の締まりが悪いこと、また壁とシャワールームの扉まで厚みを調べると、ミゲルの部屋の方が寸法が短い事が判明する(壁がふかされている)。そのふかした壁の中にミゲルがいるに違いないと確信したペーニャは、壁を壊すように命令する。壁の中でマスクをつけて潜伏するミゲル。ダニエルがドリルで壁をが貫き、ふかしてあるのが確認出来ると、ハンマーで壁を壊し始め、いよいよミゲル逮捕、、、と思いきや寸での所で、カリ検事局により違法捜査を警告され、家宅捜索は止められてしまう(令状はあるものの住居用でなかった)。壁から出て来たミゲルは疲労困憊でマリアに泣きつく。DEAの作戦失敗に、ホルヘは怒りのクレーム電話をクリスに発信、このままでは内部の仕業と見なされ、粛正されるから何とかしろと言うものの、ペーニャら3人は違法捜査によりボドタに呼び戻されてしまい、全く手が出せない状況。ヒルベルトからミゲルに電話し、自首するように説得するが、散々な目に会っているミゲルはもちろん言う事を聞かない。パッチョとチェペは、ロドリゲス兄弟が対立しているのはマズい事と、話しながらも、バジェ北部の港を急襲させる。ホルヘが家に帰ると、家族は妻の実家に戻ってしまい、家の中には誰もいなかった。

 

 

Ep8「共存」

ミゲルは昨夜の強制捜査の責任を取らせるべく、道路の監視をしていたエンリケに容疑がかかる。ホルヘにダビドから連絡が入り、エンリケを連れてくるように命令が入る。ペーニャは大臣に呼ばれ、作戦失敗からDEAは捜査から外れるように一旦は言われるものの、捜査での押収品として、カリカルテルの全取引帳簿を差し出し、作戦失敗は免責となる。但し、帳簿は暗号化されており、これを解読出来るのは2人しかいなく、1人は会計士のパロマリだが潜伏中のため手掛かりがない。もう1人のフラドはアメリカに引き渡しているが、妻の安全が確保出来ないと情報を引き出せない。そのため、大使からペーニャへフラドの妻クリスティーナを探し出すように命令が出る。ペーニャは友人に頼るといい、メジデンで新たな麻薬王となったドン・べルナを使って、クリスティーナの場所を特定する。カリカルテルがクリスティーナの保護を任せたのは、コロンビア革命軍だった。ペーニャはドン・べルナに救出を要請すると、条件はDEAへの無罪放免とカスターニャ兄弟率いるコロンビア自衛軍連合の協力が必要と言われる。ホルヘは、部下のエンリケの元へ行くと、騒ぎが落ち着くまで潜伏させる。ホルヘはミゲルに、エンリケを見つけ出すと言い、昨夜の事はDEAの通信妨害により無線の連絡が届かなかったと嘘の報告を入れる。ミゲルはそれだけは納得せず、密告者を探し出せと言う。ダビドはホルヘを疑っている。ヒルベルトはミゲルが完全に言う事を聞かなくなると、帳簿を奪われ、フラドから帳簿を解読されるのを恐れているので、フラドの件をニコラスに託す。エンリケを探しているダビドはエンリケの実家前で待機し、ホルヘをナベガンテの元に行くように指示。ホルヘとナベガンテはパロマリの隠れ家に着くが姿は見えない。ダビドは電話を盗聴し、エンリケの場所を特定し、拷問にかけるている。ホルヘが呼ばれる。クリスティーナ奪還作戦を決行しているペーニャと自衛軍連合。闇夜にヘリで追い込み、暗視ゴーグルで救出する作戦。エンリケはホルヘこそがDEAとグルだと口を割り、拷問に同席していたミゲルに詰め寄られる。ダビドがエンリケに銃を向けた時、バイブ音が鳴り響く。バイブの発信源を調べると、エンリケのポケットからポケベルが出てくる(ホルヘがDEAから預かったものを直前にエンリケに仕掛けたもの)。これが決定的証拠とされ、エンリケは無実の罪で粛正される。森の中から、作戦通り救出されるクリスティーナ。エンリケの一件が片付くと、ホルヘはその足で実家に帰ってしまった妻パオラに会いに行く。無実の罪で殺されてしまったエンリケ。ホルヘは罪の意識からパオラに泣きつく。ホルヘは落ち着いた所で、DEA捜査官ダニエルに連絡し、再度ミゲルの場所を密告する。アメリカで勾留されているカリカルテルの洗浄係フラドは、ニコラスが手配したヒットマンにより粛正されてしまう。空港から戻るペーニャはフラド粛正の連絡を受け、苦労して保護したクリスティーナが水の泡となり、その場に立ち止まってしまう。

 

 

Ep9「大統領の買収」

ミゲルの元に拘置所にいるヒルベルトの盗聴テープが届く。ヒルベルトの会話の相手はパッチョで、ミゲルはよくやっているが限界があり、自首を勧めるものの、パッチョはサラサール家に借りを返さなければいけないと答える。これを聞いたミゲルはエメオに贈り物を届け、電話をくれというメッセージをつける。ペーニャはクリスティーナ奪還したのに、本来の目的である資金洗浄係のフラドがタイミングを計ったかのように暗殺されてしまい、政府関係者にカリカルテルへの協力者がいると確信し、大使に大臣こそがその人物であると告げる。大臣は証拠があるのかと聞き、証拠がないなら、問題の数々により任務を当局へ引き継ぐようにペーニャに指示し、17時までに済ませるように伝える。17時までの猶予があるペーニャは最後のチャンスにミゲル逮捕を賭ける。クリスとダニエルから新しいミゲルの隠れ家を聞いたペーニャは、再度将軍にミゲル逮捕の協力を仰ぐ。強制捜査の後、ミゲルの護衛は2倍に増えたので、突入ではなく、移動中に逮捕する作戦をたてる。ミゲル逮捕作戦の会議が終わると、ホルヘは妻パオラの元に戻り、武装準備とDEAが来たら一緒に逃げるように伝える。ミゲルはヒルベルトのやり方を変えて組織運営するため、ふさわしい見返りをパッチョとチェペに渡す。納得した2人は部屋を出て行く。ペーニャは大臣との面談で夕方に報告書を渡す取り決めをし、それとは別に協力者からミゲル潜伏の情報が入ったので、逮捕に動いているとカマをかける。さっそく、ミゲルへボゴタの友人からDEAが逮捕に向かっている情報が伝わる。ホルヘからクリスへ情報が漏れているの連絡を受け、クリスからペーニャに情報が戻る。ミゲルが移動するのを見計らって、移動中逮捕作戦が決行される。ペーニャは記者アルベルスに会い、大臣がカルテルに買収されていると伝え、証拠は機密がカルテルに漏れていると話す。アルベルスからもカリテルの金が大臣の選挙資金に使われたと、証拠を見せられる。ダビドはホルヘこそが密告者の真の正体だと疑い、調査を進めていたところ、ついに決定的証拠を掴む。防犯カメラにDEA捜査官の隠れ家に出入りするホルヘを見つけたのだ。ダビドからミゲルにその情報が伝わる。ホルヘの妻パオラの実家を見張っていたダニエルは、ダビドが襲撃にくると、クリスに連絡。クリスチームはダビドにバレたので、ミゲルに呼ばれたホルヘを助けに行くため、ペーニャに許可を取り、突入する。将軍にもクリスチーム突入の連絡が入る。ホルヘがついに裏切り者としてミゲルに縛り上げられる。ダニエルは保護に向かい、一足早くパオラと合流し、ダビドを迎え撃つ。ミゲルがホルヘを粛正するギリギリのタイミングでクリス達が踏込む。ミゲルはエレベーターから逃げて、車両で逃走中、将軍の車が突撃する。ミゲル逮捕。ペーニャは大使へミゲル逮捕の報告と共に、大臣・大統領の選挙戦の献金がカルテルの資金から使われた証拠を示す。驚くべき事に、大使から大統領とヒルベルトの献金に関する盗聴テープを聞かされる。ヒルベルト逮捕時と同様に、ミゲル逮捕の実写映像に切り替わる。カルテルは大統領すらも買収していたという事実を受けて、ペーニャはこれでは逮捕・勾留しても、釈放されてしまう事がわかり、はじめから無理だったと絶望する。ミゲルは拘置所でヒルベルトと同じ部屋になる。プールサイドで、パッチョは弟のアルバロに自首はするつもりだが、その前にやる事があると話す。チェペは食事中に警官が来て、食事が終わると自首する。ペーニャはカリカルテルの組織図にバツをつけずに立ち去る。

 

 

 

■キャラクター紹介

 

 

Ep7「出口なし」

オルランド・エメオ

キャスト:ジュリアン・アランゴ

カリカルテルに次ぐ2番手組織バジェ北部のボスは、カリカルテルが落ち目だと見るや速攻で仕掛ける乗っ取ろうとする。ミゲルとパッチョを襲撃させ、カリカルテルの物流ルートを抑えるなど、カリとは違う流儀で動く、わかりやすい残虐非道キャラ。

 

 

Ep8「共存」

ディエゴ・ムリージョ

キャスト:Mauricio Cujar

メジデンで新たな麻薬王となった男。およそエスコバル、ヒルベルト、エメオとも似つかない家庭的で愛嬌があり、ドン・べルナの相性で呼ばれる憎めないキャラクター。迷彩服に身を包む等、ギャングとしての風格はあまり感じられない。 

 

 

Ep9「大統領の買収」

カロリーナ・アルベルス

キャスト:マルガリータ・ローザ・デ・フランシスコ

女性記者。ペーニャはもちろんの事、鑑賞している我々にも驚くべき証拠を差し示すマスコミパワー。国家権力の暗部をまざまざと見せつける。

 

 

 

■名場面ハイライト(評価・解説・考察)

Ep7「出口なし」

一難去ってまた一難のミゲル。ヒルベルト逮捕後、組織のトップ代理になったものの、今までは裏方稼業が多く、外交に向かない性格のミゲルには次々と災難が降り掛かる。そのせいか、温厚だった性格は影を潜み、ミゲルの凶暴性が顔を覗かせ、やる事なす事裏目に出る。つかの間の安堵のうちにも、家宅捜索まで踏込まれてしまい、何とか逮捕は免れたものの、ついには兄の言う事にも耳を貸さなくなったミゲルの制御装置完全になくなり、鬼の形相で暴走が始める。

 

 

Ep8「共存」

ホルヘがユダ役としての素質を最高潮に発揮する。警備責任者と昇りつめ、ボスミゲルと2世ダビドと部下の間を行ったり来たりするだけでなく、DEAとの交渉、崩壊しかける家庭の切り盛り等、その要領の良さ、能力・警戒心の高さ、したたかさ等全てを兼ね備えポーカーフェイスで何度も危険な橋を渡りきってしまう。挙げ句の果てには、部下が拷問により、口を割ってしまい、自分に容疑がかけられる絶体絶命の場面でも、機転を利かして修羅場をくぐり抜ける頭の回転は一級品。さすがのユダでも妻の前では人間的な弱さを露呈し、ますますホルヘに感情移入してしまう。

 

 

Ep9「大統領の買収」

エピーソード9は全部ハイライト。伏線が一気に回収されて、ゾクゾクが止まらない。カルテルの友達とは大臣だった事が判明し、機密が垂れ流しでペーニャに戻るタイミングを計り、逆に裏の裏をかく逮捕劇等、カタルシスのオンパレード。それだけではなく、カルテルは大統領すらも買収していたという驚愕の事実が判明し、とんでもないスケールの大きさを見せつけ、物語は最終エピソードになだれこむ。